徳島市議会 2005-03-17
平成17年第 1回定例会-03月17日-05号
平成17年第 1回
定例会-03月17日-05号平成17年第 1回定例会
┌─────────────────────────────────┐
│ 平 成 │
│ 17年 徳 島 市 議 会 会 議 録 │
│ │
│ 第 5 号 │
└─────────────────────────────────┘
平成17年3月17日(木曜日)午前10時52分開議
─────────────────────────────
議 事 日 程(第5号)
第1
会議録署名議員指名について
第2 議案第93号から議案第102号まで
(平成15年度一般・各
特別会計決算の認定について)
第3 議案第1号から議案第41号まで
請願第1号から請願第3号まで
第4 議案第42号
監査委員の選任について
議案第43号
監査委員の選任について
議案第44号
教育委員会委員の任命について
議案第45号
教育委員会委員の任命について
諮問第 1号
人権擁護委員候補者の推薦について
諮問第 2号
人権擁護委員候補者の推薦について
諮問第 3号
人権擁護委員候補者の推薦について
第5
議員提出議案第1号 食料・農業・
農村基本計画の見直しに関する
意見書提出について
第6 閉会中の
継続審査及び調査について
─────────────────────────────
本日の会議に付した事件
日程第1
会議録署名議員指名について
日程第2 議案第93号から議案第102号まで
日程第3 議案第1号から議案第41号まで
請願第1号から請願第3号まで
日程第4 議案第42号から議案第45号まで
諮問第1号から諮問第3号まで
日程第5
議員提出議案第1号
日程第6 閉会中の
継続審査及び調査について
─────────────────────────────
出 席 議 員(36名)
1番 西 林 幹 展 君
│ 2番 西 條 正 道 君
3番 喜 多 宏 思 君
│ 4番 鈴 江 清 君
5番 小 林 淳 治 君
│ 6番 岡 孝 治 君
7番 岡 南 均 君
│ 8番 美 馬 秀 夫 君
9番 笠 井 国 利 君 │ 10番 折 目 信 也 君
11番 隅 倉 純 爾 君 │ 12番 梯 富 子 君
13番 加 戸 悟 君 │ 14番 村 上 稔 君
15番 久次米 尚 武 君 │ 16番 桑 原 真 治 君
17番 河 野 みどり 君 │ 18番 中 野 一 雄 君
19番 塀 本 信 之 君 │ 20番 須 見 矩 明 君
21番 佐々木 健 三 君 │ 22番 坂 井 積 君
23番 岸 本 安 治 君 │ 24番 金 村 工 君
25番 板 東 實 君 │ 26番 浜 田 義 雄 君
27番 三 木 明 君 │ 28番 小 林 和 夫 君
29番 岸 本 和 代 君 │ 30番 吉 本 八 恵 君
32番 田 村 慶 徳 君 │ 33番 中 本 美保子 君
34番 森 井 嘉 一 君 │ 36番 山 口 悦 寛 君
37番 宮 内 春 雄 君 │ 38番 広 瀬 和 範 君
─────────────────────────────
欠 席 議 員(1名)
35番 赤 川 健 治 君
─────────────────────────────
欠 員 (1名)
─────────────────────────────
説明のため出席した者の職氏名
市長 原 秀 樹 君 │ 第一助役 錦 野 斌 彦 君
第二助役 松 浦 勤 君
│ 収入役 福 本 芳 人 君
総務部長 八 幡 甫 君
│ 財政部長
市民環境部長 二 木 康 弘 君 │ 兼理事 勝 目 康 君
保健福祉部長 日 下 正 義 君
│ 経済部長 中 島 政四郎 君
開発部長 磯 谷 憲 昭 君
│ 土木部長 佐 藤 功 君
病院部長 一 宮 巌 君
│ 消防局長 藤 江 俊 宏 君
水道局長 瀬 戸 雅 之 君
│ 交通局長 祖 川 信 明 君
教育委員長 本 生 隆 次 君
│ 教育長 柏 木 雅 雄 君
選挙管理委員 │ 監査委員 鎌 田 祐 輔 君
会事務局長 英 通 義 君
│ 監査事務局長 田 中 善 弘 君
農業委員会 │
事務局長 真 淵 浩 章 君 │
─────────────────────────────
議会事務局職員出席者
事務局長 上 杉 和
夫 │ 次長兼
庶務課長 中 川 隆
行 │ 議事調査課長 池 田 建 市
庶務課長補佐 絹 川 典 代
│ 議事調査課長補
議事係長 大 村 聡
│ 佐 林 哲 也
調査係長 角 元 京 子 │
─────────────────────────────
○議長(
須見矩明君)これより本日の会議を開きます。
本日の
議事日程は、配布いたしてあるとおりであります。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
須見矩明君)それでは、日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、
会議規則第81条の規定により、議長において、3番
喜多宏思君、38番
広瀬和範君のお二人を指名いたします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
須見矩明君)次に、日程第2、議案第93号から議案第102号までの平成15年度徳島市
一般会計及び各
特別会計決算の認定についてを議題といたします。
本案については、さきの第4回定例会において
決算審査特別委員会に付託し、閉会中の
継続審査に付してある案件でありますので、この際、委員長の報告を求めます。
決算審査特別委員長21番
佐々木健三君。
〔21番
佐々木健三君登壇〕
◆21番(
佐々木健三君)
決算審査特別委員会における審査の経過及び結果について、御報告申し上げます。
昨年の12月定例会において、当委員会に付託され
継続審査となっておりました議案第93号から議案第102号までの平成15年度徳島市
一般会計決算の認定及び各
特別会計決算の認定については、去る1月17日から1月20日までの4日間、委員会を開き慎重に審査をいたしました。
審査に当たっては、
決算審査特別委員会の前年度
指摘事項に対する
措置状況及び平成15年度の
決算概要について、それぞれ
関係理事者から報告を受けるとともに、
関係資料を参考に審査いたしました。
その結果、議案第93号「平成15年度徳島市
一般会計決算の認定について」は、一部委員から、認定できないとの
態度表明がありましたが、採決の結果、賛成多数をもって認定すべきものと決定いたしました。
また、議案第94号「平成15年度徳島市
国民健康保険事業特別会計決算の認定について」、議案第97号「平成15年度徳島市
下水道事業特別会計決算の認定について」、議案第101号「平成15年度徳島市
介護保険事業特別会計決算の認定について」も、一部委員から、認定できないとの
態度表明がありましたが、採決の結果、賛成多数をもって認定すべきものと決定いたしました。
その他、議案第95号及び議案第96号、議案第98号から議案第100号まで、並びに議案第102号の各
特別会計決算の認定については、
全会一致をもって認定すべきものと決定いたしました。
以下、審査の過程において、各委員から意見・要望等があった点について申し上げます。
まず、当年度末の
財政状況について、
実質収支は3億3,945万2,000円の黒字となっておりますが、
財政調整基金の取り崩し等を除く、実質単
年度収支は4億3,561万円の赤字であり、基金の取り崩しによって均衡を図ったという
決算状況に加え、その
基金残高も減少を続けるなど、極めて厳しい状況となっております。
このような中、当年度の
収入未済額は40億7,899万3,000円で前年度比5.5%の増、
不納欠損額は2億4,773万2,000円で前年度比22.5%の増と非常に憂慮すべき結果となっています。
今後、国に依存した財源が減少していく厳しい
財政環境下、市税を初めとする
自主財源の
収入確保は重要な課題であり、また、
市民負担の
不公平感を是正するためにも、
分割納付や
関係法令に照らした
法的措置を講ずるなど、収納率の向上、
不納欠損額の縮減に向けて全庁挙げて取り組むよう意見がありました。
また、予算の執行に当たっては、常に
コスト意識を持ち、節減に努めるとともに、年間24億円と多額になっている
地方債借り入れ利子の支払いについては、引き続き、
高金利資金の借りかえを国に働きかけるよう意見がありました。
次に、総務費について申し上げます。
まず、住民票や
印鑑証明書等の
自動交付機の利用は、平成10年9月の
本庁設置以降、順調に推移しておりますが、市民の利便性の向上や慢性的な
駐車場不足を解消するため、来館者の多いふれあい健康館などへの設置を検討するよう意見がありました。
また、
消費生活相談業務について、近年、市民の
消費生活を脅かす
架空請求が多発し、社会問題となっている中、その
相談窓口となる
市消費生活センターの機能を充実させるための措置を行うよう意見がありました。
次に、民生費について申し上げます。
母子家庭で住宅に困っている方が優先的に
市営住宅に入居できる制度の拡充を求める意見がありました。
次に、衛生費について申し上げます。
まず、ごみの
不法投棄対策について、
ポイ捨て防止条例施行後、2年半が経過しておりますが、依然として空き缶や
吸い殻等の
ポイ捨てが絶えないことから、改めて
条例制定の趣旨について、啓発に努めるとともに、
大型ごみの
不法投棄についても、
監視体制を強化するよう意見がありました。
また、ごみの減量化や処理の効率化を図るため、事業所から出るごみの
分別指導を徹底するよう意見がありました。
また、受診料が無料である
基本健康診査事業について、当年度の受診率は、61.4%と
県庁所在都市ではトップクラスとなっており、市民の間に定着しておりますが、約7億円もの経費を要していることから、医療費の抑制につながっているかなど、その効果を検証すべき時期にあるのではないかという意見がありましたが、一方で市民の健康を守るための大切な事業であるとして慎重な対応を求める意見もありました。
次に、商工費について申し上げます。
商工業の振興策について、
中部国際空港の開港や愛知万博の開催を控え、
勝ち組企業が多いと言われている
中部経済圏に目を向けた戦略を展開するよう意見がありました。
また、
小松海水浴場の開設について、先般、
行政評価委員会から抜本的な見直しを求める意見書が提出されておりますが、
小松海水浴場が県内外からの集客を見ている現状からも、今後、
財政負担のあり方などを県と十分協議するよう意見がありました。
次に、土木費について申し上げます。
まず、
環状道路の建設が順次進められておりますが、
周辺対策事業については、
環状道路により地域が分断されることのないよう
関係機関とも連携して取り組むよう意見がありました。
また、
排水ポンプ場の管理について、
地元町内会から推薦された方が数カ所の管理を任されている状況がありますが、不測の事態に対応するため、広く人材を募集するよう意見がありました。
また、
市道桑内橋線について、路線番号を記載した
道路網図と道路法に基づく
道路台帳図に違いがあることが判明いたしましたが、
道路管理面だけでなく、
関係機関にも混乱を招いているとして、早急に
道路網図を訂正するなど善処を求める意見がありました。
また、
市道桑内橋線に隣接して長年
民間事業者が設置、使用している河床路については、県の
河川占用許可も受けておらず、
河川環境を破壊しているだけでなく、
地域住民の生活にも支障を来しているとして、
河川管理者である県へ適切な対処を要請するよう意見がありました。
次に、消防費について申し上げます。
東南海・
南海地震の発生が危惧される中、昨年は相次ぐ台風による風水害により、大規模な
自然災害に対する
危機管理体制の重要性を改めて再認識したところでありますが、被害を最小限に食いとめるためにも、
自主防災組織や
コミュニティ協議会と連携し、
災害情報の伝達や
被害状況の把握に協力を得る
体制づくりを求める意見がありました。
また、
防災訓練についても、地域での防災力の向上が不可欠であることから、
消防分団員や
自主防災組織を中心とした
防災訓練の実施を求める意見がありました。
次に、教育費について申し上げます。
図書館の廃棄図書について、当年度は約1万冊が無料で業者に引き取られておりますが、先進地に見られる
リサイクル事業など、新たな活用方策を検討するよう意見がありました。
以上が、
一般会計決算に関する意見・要望等でありましたが、その他、各費目・各部局にまたがるものについて申し上げます。
まず、
職員安全衛生委員会について、当委員会は職員のプライバシーに関することも審議されるため非公開となっていると説明を受けましたが、公開に向けて検討するよう意見がありました。
また、
学校事務員が
職員安全衛生委員会に所属した場合、
当該学校に
臨時事務員が配置されていることが明らかになりましたが、
臨時事務員の配置について見直しを検討するよう意見がありました。
次に、
住宅行政について、平成15年11月から平成16年11月にかけて行われた
市営住宅の一斉調査により、
地域改善向け住宅において一部に不適切な
住宅扶助が支給されていたことが明らかとなり、善処策を講じるよう意見がありました。
また、
地域改善向け住宅使用料について、一部に
滞納解消の兆しは見えておりますが、今後も収納率の向上に努めるよう意見がありました。
次に、
特別会計決算について申し上げます。
まず、
国民健康保険事業特別会計についてであります。
当年度の
決算収支の状況は、単
年度収支で757万9,000円、実質単
年度収支では、4億8,249万4,000円の赤字となっており、平成16年度末で
国保財政調整基金も底をつくという極めて厳しいものとなっております。
このような中、累増する
収入未済額、
不納欠損額の縮減に向けて全力を挙げて取り組むよう意見がありました。
また、国保会計安定のため、国・県に対して支援を求めるよう意見がありました。
次に、
介護保険事業特別会計について申し上げます。
当事業を取り巻く環境は、
高齢者人口が急速に増加していく見通しの中、
介護サービスへの需要も漸次ふえていくことが予測されており、将来にわたって効率的・安定的に運営されることが望まれております。
このような中、当年度は保険料が引き上げられる一方で、市単独による保険料の
減免制度が実施されておりますが、低
所得者対策の拡充を求める意見や新たな利用料の
減免制度の実施を求める意見がありました。
次に、
食肉センター事業特別会計について申し上げます。
当事業の
決算収支の状況は、
歳入総額3億4,261万1,000円に対し、
歳出総額は11億4,398万1,000円で、
歳入歳出差引額及び
実質収支は8億137万円の赤字となっており、この赤字額は前年度に比べて8,043万1,000円増加しております。
このように非常に厳しい環境が続いている中、当事業については、
県内食肉処理施設の
再編整備、経営統合が目指すべき形態であると示されておりますが、早期に結論を見い出すよう、より一層の努力を求める意見がありました。
また、
汚泥等処理委託料など一部の委託料については、
処理頭数の減少に見合う適正な委託料とするよう意見がありました。
以上、4日間の審査の概要を申し上げましたが、各委員からの意見・要望等については、それぞれ
関係部局において十分検討し、今後の市政運営において善処するよう要望いたしましたことを申し添え、
決算審査特別委員長の報告といたします。
○議長(
須見矩明君)以上で委員長の報告は終わりました。
これより
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
須見矩明君)質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
討論の通告がありますので、通告者の発言を許します。17番
河野みどり君。
〔17番
河野みどり君登壇〕
◆17番(
河野みどり君)ただいまの
決算審査特別委員会に付託されました案件のうち、認定できない部分がありますので、
日本共産党徳島市議団を代表して討論を行います。
まず、教育費の
子ども会活動促進事業費40万円及び
学力強化指導費2,672万円余については、本来、法の終了に伴い終結すべきものであったにもかかわらず、県の意向そのままに事業を継続してきました。旧
同和地区児童・生徒だけを対象にしたものではないと言いながら、実質は旧
同和対象地区あるいは旧
同和対象地区児童・生徒を特定あるいは主体に行う事業であり、同和問題の解決を妨げるとともに、
人権侵害にもつながるものです。
次に、民生費の
人権啓発リーダー等育成交流事業費460万円ですが、人権に名を変えたとはいえ、
部落解放同盟が主体となって実施する集会であり、その
参加費用を市が負担するというものです。しかも、
決算委員会の
書類審査の過程で、領収書の提出を求めると、日付もなく
参加者名も伏せられ、到底公文書とは言えない紙切れが提出されるというありさまです。
旅費請求の窓口が存在することといい、不自然な領収書の存在といい、実質的には
解放同盟への
団体補助金と言わざるを得ません。このような事業は、即刻中止すべきです。
さらに、
同和対策住宅扶助費4,416万9,900円についてですが、
当年度決算の滞納は約2億円で、平成14年度と比較して約2,400万円の増額となっています。入居者も含め、滞納問題がいまだに解決されず、
地域改善向け住宅管理の不公正、乱脈な実態と言わざるを得ません。このような不適切な管理のもとで、
住宅扶助費を支給してきたことは認められません。特定した
不正入居者へ
住宅扶助の支給は不適切であり、
人権推進課は過去にさかのぼって
入居者本人に対して返還を求める努力をすべきです。
次に、
介護保険事業特別会計は、平成15年度に保険料の大幅な値上げが行われましたが、低所得者の
年金生活者などからは、この負担に耐えられないとの声が上がっています。これは、1,800人を超える滞納者の実態からも明らかです。本市は、この年度より保険料の
減免制度を実施していますが、対象は第2段階に限定され、しかも厳しい制限のために多くの加入者が減免を申請しても不認定となっており、認定されたのはわずか211人で半分以下です。減免の対象を大幅に拡大するとともに、利用料の
減免制度も実施するなど
負担軽減を図るべきです。
次に、
国民健康保険事業特別会計ですが、市民の所得の状況は
県庁所在地47市の中で45番目と低く、そのため所得に占める保険料の割合は
県庁所在都市の中でトップであり、最も重い負担となっています。しかも、加入者の8割が所得200万以下であり、控除後の所得がゼロとなっている市民は約43%も占めています。これは、
生活保護基準以下の市民に対しても高額な保険料が課せられていることを意味します。ですから、重い保険料が払えない市民が増加し、収納率も低下しているのが現状です。本市の国保料を据え置くことは当然であり、さらに払える額に引き下げるよう努力するべきです。
一般会計からの繰り入れについても検討すべきですし、国・県に対しても国保会計安定のための支援を求めるべきです。
続いて、
農林水産業費のうち、
徳島東部広域農道整備事業促進協議会会費15万3,500円及び
広域農道整備事業負担金1,125万円、
吉野川下流域農業用排水対策推進協議会会費107万8,240円、また土木費のうち、
鉄道高架促進費7,500万円余、さらに第十
堰建設促進期成同盟会会費6万7,000円、そして徳島市
下水道事業特別会計の
旧吉野川流域下水道事業費9,609万円は認定できません。これらの事業は、いずれも莫大な事業費を伴い、果てしなく事業費が膨らみ、本市の財政を圧迫するものです。本当に必要な事業とは到底言えるものではなく、税金のむだ遣いになりかねない事業であるだけに、厳しい財政の中、
防災対策や
社会福祉事業に優先的に予算を回すべきであり、大
規模公共事業の見直しや中止を今こそ決断すべきです。また、第十
堰建設促進期成同盟会は、
住民投票で示された意思に反するものであり、即刻脱退すべきです。
以上、反対討論といたします。
○議長(
須見矩明君)以上で通告による討論は終わりました。これをもって討論を終結いたします。
これより順次採決いたします。
まず、議案第93号、議案第94号、議案第97号及び議案第101号の4件について、一括して採決いたします。
─────────────────────────────
このときの
出席議員氏名次のとおり
1番 西 林 幹 展 君
│ 2番 西 條 正 道 君
3番 喜 多 宏 思 君
│ 4番 鈴 江 清 君
5番 小 林 淳 治 君
│ 6番 岡 孝 治 君
7番 岡 南 均 君
│ 8番 美 馬 秀 夫 君
9番 笠 井 国 利 君 │ 10番 折 目 信 也 君
11番 隅 倉 純 爾 君 │ 12番 梯 富 子 君
13番 加 戸 悟 君 │ 14番 村 上 稔 君
15番 久次米 尚 武 君 │ 16番 桑 原 真 治 君
17番 河 野 みどり 君 │ 18番 中 野 一 雄 君
19番 塀 本 信 之 君 │ 20番 須 見 矩 明 君
21番 佐々木 健 三 君 │ 22番 坂 井 積 君
23番 岸 本 安 治 君 │ 24番 金 村 工 君
25番 板 東 實 君 │ 26番 浜 田 義 雄 君
27番 三 木 明 君 │ 28番 小 林 和 夫 君
29番 岸 本 和 代 君 │ 30番 吉 本 八 恵 君
32番 田 村 慶 徳 君 │ 33番 中 本 美保子 君
34番 森 井 嘉 一 君 │ 36番 山 口 悦 寛 君
37番 宮 内 春 雄 君 │ 38番 広 瀬 和 範 君
─────────────────────────────
○議長(
須見矩明君)本案に対する
委員長報告は、いずれも認定であります。
お諮りいたします。本案をいずれも
委員長報告のとおり認定することに賛成の方は御起立願います。
〔
賛成者起立〕
○議長(
須見矩明君)起立多数であります。よって本案は、いずれも
委員長報告のとおり認定することに決定いたしました。
次に、議案第95号、議案第96号、議案第98号から議案第100号まで、及び議案第102号の6件について、一括して採決いたします。
本案に対する
委員長報告は、いずれも認定であります。
お諮りいたします。本案をいずれも
委員長報告のとおり認定することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
須見矩明君)御異議なしと認めます。よって本案は、いずれも
委員長報告のとおり認定することに決定いたしました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
須見矩明君)次に、日程第3を議題といたします。
ただいま議題に供しました各議案は、それぞれ所管の常任委員会に付託してありますので、この際委員長の報告を求めます。
総務委員長11番隅倉純爾君。
〔11番 隅倉純爾君登壇〕
◆11番(隅倉純爾君)総務委員会における審査の経過及び結果について、御報告申し上げます。
今期定例会において、当委員会に付託されました案件については、去る3月10日に慎重に審査いたしました結果、議案第1号「平成17年度徳島市
一般会計予算」中、当委員会関係部分については、一委員より反対の
態度表明がありましたが、採決の結果、賛成多数で原案を可決すべきものと決定し、他の当委員会関係議案については、いずれも
全会一致をもって原案を可決すべきものと決定いたしました。
なお、審査の過程において、議案第1号「平成17年度徳島市
一般会計予算」中、行財政健全化推進事業費では、平成17年度に策定する行財政健全化計画に向けた市民会議の設置に関する予算等が計上されておりますが、そのあり方や人選を十分検討した上で、所期の目的が達成されるよう求めたところであります。
また、近年、
架空請求や詐欺事件が多発するなど、相談件数が急増している
消費生活センターについては、消費者保護の観点から、
消費生活相談の充実を求める意見がありました。
また、徴税事務に関して、市の主要一般財源である市税の収納率が毎年低下してきていることから、不納欠損とならないよう、現年度での徴収率の向上について、鋭意取り組むよう意見がありました。
次に、徳島市個人情報保護条例の制定については、現在、原則公開となっている住民基本台帳の閲覧の取り扱いが本条例の制定趣旨と相反する状況があるとして、住民基本台帳法の改正要望とあわせて、個人情報保護条例との整合性をもたせた取り扱いを行うよう意見がありました。
以上で、総務委員長の報告といたします。
○議長(
須見矩明君)次は、文教厚生委員長8番美馬秀夫君。
〔8番 美馬秀夫君登壇〕
◆8番(美馬秀夫君)文教厚生委員会における審査の経過及び結果について、御報告申し上げます。
今期定例会において、当委員会に付託されました案件については、去る3月11日及び15日に慎重に審査いたしました結果、議案第1号「平成17年度徳島市
一般会計予算」中、当委員会関係部分、議案第2号「平成17年度徳島市
国民健康保険事業特別会計予算」及び議案第32号「徳島市国民健康保険条例の一部を改正する条例を定めるについて」は、一部委員より反対の
態度表明がありましたが、採決の結果、賛成多数で原案を可決すべきものと決定し、他の当委員会関係議案については、いずれも
全会一致をもって原案を可決すべきものと決定いたしました。
次に、請願第2号「
人権侵害を効果的迅速に救済する人権擁護法の制定を求める請願」については、採決の結果、賛成少数で不採択とすべきものと決定いたしました。
また、請願第3号「国民健康保険の改善を求める請願」については、関連する予算・条例議案を可決したことにより、みなし不採択といたしました。
以下、審査の過程で意見・要望がありました点について御報告申し上げます。
まず、議案第1号「平成17年度徳島市
一般会計予算」中、民生費に関してでありますが、行政組織の改正として、子育て支援課に家庭支援係を新設し、職員を増員することが提案されておりますが、全庁を挙げて行財政健全化に取り組んでいる中、現体制の中でも当該事務に対応している部署があること、また、家庭支援係の新設により、緊急を要する事案への対処が危惧されるとして、できる限り関係部署との連携を図る対応を検討するよう意見がありました。
次に、衛生費については、廃棄物等最終処分事業費に関して、国の制度改正により、平成17年度から循環型社会形成推進交付金制度が導入されることから、本市の一般廃棄物処理基本計画、一般廃棄物中間処理施設整備基本構想の見直しが求められている中、中間処理施設整備事業の進捗にもおくれを生じていることが報告されましたが、長年の懸案事業である当事業の実施に向け、早期の用地選定・用地取得などに努め、施設整備スケジュールに影響を出さないよう意見がありました。
次に、徳島はぐくみ統合補助金や長寿社会づくり支援統合補助金に関連する県単独事業について、県当局において見直しが進められ、本市事業の補助金が削減されることが明らかとなりました。
本件に関しては、県当局から事前に何らの協議・説明もなく、一方的かつ唐突に示されたものであり、このような行為は県内市町村との信頼関係を著しく悪化させるもので、まことに遺憾であります。また、市民生活に多大な影響を及ぼし、今後の本市予算編成にも支障を及ぼす憂慮すべき事態であり、到底容認できないものであります。このようなことから、理事者においては、従来の補助率を確保するよう県に強く要請することとし、本議案を可とすべきものといたしました。
次に、議案第2号「平成17年度徳島市
国民健康保険事業特別会計予算」及び議案第32号「徳島市国民健康保険条例の一部を改正する条例を定めるについて」は、当年度、保険料を7%引き上げるというものでありますが、一層の収納率向上を図るなど、同会計の安定化に資する方策を講じるよう意見がありました。また一方で、低
所得者対策の拡充を求める意見もありました。
次に、市民病院事業については、平成15年度から平成18年度までを計画期間とする第2次経営改善計画に沿って経営改善に取り組んでおりますが、平成15年度決算及び平成16年度決算見込みにおいても計画からの乖離が大きく、毎年、大きな赤字を計上していることが報告されました。
新病院の開院を控え、所期の目的を達成するため、今後、市民病院の体質改善に努めることはもとより、全職員が危機意識を持って経営改善に当たるよう意見がありました。
以上で、文教厚生委員長の報告といたします。
○議長(
須見矩明君)次は、産業交通委員長32番田村慶徳君。
〔32番 田村慶徳君登壇〕
◆32番(田村慶徳君)産業交通委員会における審査の結果について、御報告申し上げます。
今期定例会において、当委員会に付託されました案件については、去る3月10日及び14日に慎重に審査いたしました結果、議案第1号「平成17年度徳島市
一般会計予算」中、当委員会関係部分、議案第17号「平成17年度徳島市旅客自動車運送事業会計予算」、議案第18号「平成16年度徳島市
一般会計補正予算(第8号)」中、当委員会関係部分及び議案第26号「平成16年度徳島市旅客自動車運送事業会計補正予算(第1号)」については、一委員より反対の
態度表明がありましたが、採決の結果、賛成多数で原案を可決すべきものと決定し、他の当委員会関係議案につきましては、いずれも
全会一致をもって原案を可決・同意すべきものと決定いたしました。
次に、請願第1号「「食料・農業・
農村基本計画」見直しに関する請願」については、
全会一致で採択すべきものと決定いたしました。
最後に、当委員会委員連名により、
議員提出議案第1号「食料・農業・
農村基本計画の見直しに関する意見書」を別途議長あて提出しておりますので、議員各位の御賛同をお願い申し上げまして、産業交通委員長の報告といたします。
○議長(
須見矩明君)次は、建設委員長3番
喜多宏思君。
〔3番
喜多宏思君登壇〕
◆3番(
喜多宏思君)建設委員会における審査の経過及び結果について、御報告申し上げます。
今期定例会において、当委員会に付託されました案件については、去る3月11日に慎重に審査いたしました結果、議案第1号「平成17年度徳島市
一般会計予算」中、当委員会関係部分、議案第5号「平成17年度徳島市
下水道事業特別会計予算」、及び議案第31号「徳島
市営住宅条例の一部を改正する条例を定めるについて」は、一部委員より反対の
態度表明がありましたが、採決の結果、賛成多数で原案を可決すべきものと決定し、他の当委員会関係議案については、いずれも
全会一致をもって原案を可決すべきものと決定いたしました。
以上で、建設委員長の報告といたします。
○議長(
須見矩明君)以上で、各委員長の報告は終わりました。
これより
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
須見矩明君)質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
討論の通告がありますので、通告者の発言を許します。19番塀本信之君。
〔19番 塀本信之君登壇〕
◆19番(塀本信之君)
日本共産党徳島市議団を代表して反対討論を行います。
議案第1号平成17年度徳島市
一般会計予算中、以下の部分については反対であります。
議会費中、議員行政視察旅費には海外視察旅費が含まれています。議員が海外の町を視察して見聞を広めることを一概に否定はしませんが、現下の経済情勢からして、公費を使って視察する緊急性や必要性はありません。
民生費中、
人権啓発リーダー等育成交流事業費でありますが、この中には、実質的に
部落解放同盟が主催する集会への旅費・参加費が含まれています。例えば、徳島市から10名の同盟員が参加する場合、5名分は県連が支給し、5名分は徳島市が支給するという形になっているわけです。これでは
団体補助金と同じであり、
団体補助金を廃止した本市の方向に反するもので認めることはできません。
農林水産業費のうち農地費の
徳島東部広域農道整備事業促進協議会会費、
吉野川下流域農業用排水対策推進協議会会費は反対です。いずれも当初予算からかけ離れた膨大な事業費となり、それぞれ平成16年度に計画変更が行われたものの、果てしなく膨大な市の負担と住民の負担が伴う大型公共事業であり、中止あるいは見直し、その事業の推進協議会からは脱退すべきです。
土木費中、第十
堰建設促進期成同盟会会費は反対であります。いつまで古い殻に閉じこもっているのでしょうか。吉野川の問題は、第十堰問題を超えて、流域全体の整備計画をどうつくるかの段階に達しています。一日も早く期成同盟会から抜けるべきであります。
同じく
鉄道高架促進費、市内鉄道高架・沿線整備事業促進協議会負担金は反対であります。その理由の一つは、連続立体交差事業の18年度着工準備採択を国に求めるとしていますが、その根拠がなくなっていることです。それは第1に、南北自動車道が消えた時点で、徳島駅周辺は鉄道高架ではなく、平面の自由通路でよくなっていること。第2に、国の重点対策である「あかずの踏切」500カ所にお花畑踏切は入っておらず、徳島には全国レベルの混雑踏切がないこと。第3に、国が連続立体交差事業の補助採択をしているところは、少なくとも15年度以降すべての鉄道高架と区画整理の町づくりが一体で行われており、二軒屋の区画整理を白紙撤回した今、連続立体交差事業の補助採択を国に求めるすべての根拠を失っています。
反対の理由の二つ目は、
財政負担を招くからであります。かつてない危機的な
財政状況に直面し、財政危機宣言を出している本市は1,000億円もかかる鉄道高架事業から撤退すべきです。
議案第2号平成17年度徳島市
国民健康保険事業特別会計予算、並びに議案第32号徳島市国民健康保険条例の一部を改正する条例は反対であります。徳島市の国保加入者の所得は大変低く、200万円未満が80%を占めています。この徳島市の国保料を7%も引き上げようとする予算並びに条例の改悪には反対であります。既に明らかにしてきたとおり、徳島市の国保料は所得に占める保険料の割合が
県庁所在都市中、第1位であります。保険料が高くて払い切れない世帯がふえています。本来なら、
一般会計から補てんをして軽減措置をとるべきでありますが、市民に冷たい原市政は滞納者には国民健康保険証を渡さず、短期保険証を発行するとしています。こんな国保行政には反対であります。
議案第5号平成17年度徳島市
下水道事業特別会計予算のうち、
旧吉野川流域下水道事業費については反対であります。これは、終末処理場及び幹線建設の負担金でありますが、本市区域内での事業着手はもちろん、全体計画も不明確である上に、将来の本市負担分、利用者料金も予測がつかない状況であります。急がれる水質浄化、衛生の向上の点からも事業費の縮減の点からも、流域公共下水道方式ではなく、合併処理浄化槽を自治体が整備・管理する浄化槽市町村整備推進事業で行うべきであります。
議案第17号平成17年度徳島市旅客自動車運送事業会計予算には反対です。市バス再建を目指す職員や市民の願いに反して、平成21年までの基本計画では走行キロ数は6,000キロとしながら、正規職員の不補充で嘱託職員や臨時職員で事業を進めようとしています。このことは、市民の命と安全を大事にしなければならない市バスの役割を切り捨てるやり方です。今、交通局がやるべきことは、まじめに働く職員の声を聞き、市民の足としての市バス再建のために真剣に取り組むべきであります。
議案第18号平成16年度徳島市
一般会計補正予算中、
農林水産業費の農地費のうち、
広域農道整備事業負担金については反対です。広域農道整備事業は昭和60年から始まった事業ですが、今では総事業費が4倍以上の257億円にもなり、徳島市は平成16年度で約29億円の事業費に対して事業量はまだ60%という状況です。受益者も減少し、20年前の時代と現在とでは環境も大きく変わっているだけに、漫然とこの事業を続け膨大な事業費を費やすことは反対です。
議案第26号平成16年度徳島市旅客自動車運送事業会計補正予算は賛成できません。今回、営業係長であり、徳島交通労働組合委員長の空出勤問題が明らかとなりました。しかし、交通局の労務管理のでたらめさと委員長並びに労組との癒着の実態が明白になっているにもかかわらず、あいまいな調査といいかげんな処分で幕引きを図ろうとする姿勢は許せません。組合用務と称して62日間もの無届けの職場離脱が判明し、一般職員なら無断欠勤で解雇の対象になるものを出勤停止20日にとどめ、賃金詐取の疑いがあるにもかかわらず告訴もしていません。かかる姿勢は、市バス再建を信じて汗を流して働く職員の願いを踏みにじり、市民の足を守ってほしいと願う多くの市民の信頼を失墜させたものであり、その責任は重大であります。このようなずさんな労務の管理のもとで事業運営してきた平成16年度の市バス事業補正予算は認められません。
議案第31号徳島
市営住宅条例の一部を改正する条例を定めるについては反対です。これは、入居の際、暴力団員を排除することと、
市営住宅やその周辺で粗暴・乱暴な言動や威嚇、近隣の住民に不安を覚えさせる行為や助長をしたときは立ち退き処分をするという二つの事項を条例に加えるというものでありますが、
市営住宅に当選すれば暴力団を盾に警察に調査されるおそれがあったり、暴力団以外の市民にだれが粗暴・乱暴などと決めつけ、立ち退きの告発をするのか不明など、問題点が幾つもあります。暴力団以外の市民に立ち退きを求める条例を実施している自治体はほかにないとのこと。問題点が解明されないまま、全国に先駆けて条例化することはやめるべきです。
最後に、請願第2号
人権侵害を効果的迅速に救済する人権擁護法の制定を求める請願であります。現在、国会に人権擁護法が上程されようとしておりますが、その内容には大きな問題があり、マスコミや放送界からも強い批判の声が上がっています。その一つは、人権委員会が法務省の外局に位置づけられているということであります。これでは、国家による
人権侵害に対し救済ができるのかという危惧があり、国連のパリ原則からも逸脱したものとなっています。政府から独立した機関にすべきであります。二つ目は、メディア規制の問題であり、表現・報道の自由と国民の知る権利を奪うことにつながります。さらに、国民の言論表現活動への抑圧や
部落解放同盟による確認、糾弾を容認することにもなりかねないものであります。以上にように、多くの問題を残したままの法案ではなく、憲法上の原則と人権に関する国際水準に立脚し、国民的合意が得られる真の人権擁護法を制定すべきだと考えます。議員各位の御賛同をもって採択いただけるようお願いいたします。
以上で討論を終わります。
○議長(
須見矩明君)以上で通告による討論は終わりました。これをもって討論を終結いたします。
これより順次採決いたします。
まず、議案第1号、議案第2号、議案第5号、議案第17号、議案第18号、議案第26号、議案第31号、議案第32号、及び議案第35号の9件について、一括して採決いたします。
─────────────────────────────
このときの
出席議員氏名次のとおり
1番 西 林 幹 展 君
│ 2番 西 條 正 道 君
3番 喜 多 宏 思 君
│ 4番 鈴 江 清 君
5番 小 林 淳 治 君
│ 6番 岡 孝 治 君
7番 岡 南 均 君
│ 8番 美 馬 秀 夫 君
9番 笠 井 国 利 君 │ 10番 折 目 信 也 君
11番 隅 倉 純 爾 君 │ 12番 梯 富 子 君
13番 加 戸 悟 君 │ 14番 村 上 稔 君
15番 久次米 尚 武 君 │ 16番 桑 原 真 治 君
17番 河 野 みどり 君 │ 18番 中 野 一 雄 君
19番 塀 本 信 之 君 │ 20番 須 見 矩 明 君
21番 佐々木 健 三 君 │ 22番 坂 井 積 君
23番 岸 本 安 治 君 │ 24番 金 村 工 君
25番 板 東 實 君 │ 26番 浜 田 義 雄 君
27番 三 木 明 君 │ 28番 小 林 和 夫 君
29番 岸 本 和 代 君 │ 30番 吉 本 八 恵 君
32番 田 村 慶 徳 君 │ 33番 中 本 美保子 君
34番 森 井 嘉 一 君 │ 36番 山 口 悦 寛 君
37番 宮 内 春 雄 君 │ 38番 広 瀬 和 範 君
─────────────────────────────
○議長(
須見矩明君)本案に対する
委員長報告は、いずれも原案可決であります。
お諮りいたします。本案をいずれも
委員長報告のとおり決することに賛成の方は御起立願います。
〔
賛成者起立〕
○議長(
須見矩明君)起立多数であります。よって本案は、いずれも
委員長報告のとおり可決することに決定いたしました。
次に、議案第3号、議案第4号、議案第6号から議案第16号まで、議案第19号から議案第25号まで、議案第27号から議案30号まで、議案第33号、議案第34号、議案第36号から議案第41号までの32件を一括して採決いたします。
本案に対する
委員長報告は、議案第41号は同意、その他のものはいずれも原案可決であります。
お諮りいたします。本案をいずれも
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
須見矩明君)御異議なしと認めます。よって本案は、いずれも
委員長報告のとおり可決・同意することに決定いたしました。
次に、請願第1号について採決いたします。
本請願の
委員長報告は、採択であります。
本請願を
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
須見矩明君)御異議なしと認めます。よって本請願は、
委員長報告のとおり採択とすることに決定いたしました。
次に、請願第2号について採決いたします。
─────────────────────────────
このときの
出席議員氏名次のとおり
1番 西 林 幹 展 君
│ 2番 西 條 正 道 君
3番 喜 多 宏 思 君
│ 4番 鈴 江 清 君
5番 小 林 淳 治 君
│ 6番 岡 孝 治 君
7番 岡 南 均 君
│ 8番 美 馬 秀 夫 君
9番 笠 井 国 利 君 │ 10番 折 目 信 也 君
11番 隅 倉 純 爾 君 │ 12番 梯 富 子 君
13番 加 戸 悟 君 │ 14番 村 上 稔 君
15番 久次米 尚 武 君 │ 16番 桑 原 真 治 君
17番 河 野 みどり 君 │ 18番 中 野 一 雄 君
19番 塀 本 信 之 君 │ 20番 須 見 矩 明 君
21番 佐々木 健 三 君 │ 22番 坂 井 積 君
23番 岸 本 安 治 君 │ 24番 金 村 工 君
25番 板 東 實 君 │ 26番 浜 田 義 雄 君
27番 三 木 明 君 │ 28番 小 林 和 夫 君
29番 岸 本 和 代 君 │ 30番 吉 本 八 恵 君
32番 田 村 慶 徳 君 │ 33番 中 本 美保子 君
34番 森 井 嘉 一 君 │ 36番 山 口 悦 寛 君
37番 宮 内 春 雄 君 │ 38番 広 瀬 和 範 君
─────────────────────────────
○議長(
須見矩明君)本請願の
委員長報告は、不採択であります。
本請願を
委員長報告のとおり決することに賛成の方は御起立願います。
〔
賛成者起立〕
○議長(
須見矩明君)起立多数であります。よって本請願は、
委員長報告のとおり不採択とすることに決定いたしました。
次に、請願第3号についてでありますが、既に可決されました、議案第2号平成17年度徳島市
国民健康保険事業特別会計予算、及び議案第32号徳島市国民健康保険条例の一部を改正する条例を定めるについてと相反する趣旨のものでありますので、議決不要といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
須見矩明君)御異議なしと認めます。よって本請願は、不採択とみなします。
次に、4月1日をもって
監査委員を退任されます鎌田祐輔君及び4月5日に教育長を退任されます柏木雅雄君から、それぞれごあいさつしたいとの申し出がありますので、これを許します。鎌田祐輔君。
〔
監査委員 鎌田祐輔君登壇〕
◎
監査委員(鎌田祐輔君)ただいまお許しをいただきましたので、一言御礼のごあいさつを申し上げます。
私は、地方自治に40年余って携わることができました。そして最後の3年間、この重責ある
監査委員の職につかさせていただきましたことを大変感謝をいたしております。この長い間、議員各位の皆様方からは、あるときには叱咤激励をいただき、そしてまた御鞭撻、御指導を賜りましたことを厚く御礼を申し上げる次第でございます。ありがとうございました。
とき今、徳島市を取り巻く環境は全国的とはいえ、非常に厳しいものがございます。しかし、この難局を乗り越え、必ず発展されることを切に念じておる一人でございます。
終わりになりましたが、議員各位の皆様方、そして市長初め職員の皆様方と接していただきましたことを私の胸に刻み、皆様方の今後ますますの御活躍、御健勝を心から御祈念申し上げまして、御礼のごあいさつにさせていただきます。長い間ありがとうございました。(拍手)
○議長(
須見矩明君)次は、柏木雅雄君。
〔教育長 柏木雅雄君登壇〕
◎教育長(柏木雅雄君)辞任に当たりまして、一言御礼の言葉を申し上げます。
微力な私でございましたが、平成10年7月から今日まで教育行政に携わることができましたのも、ひとえに議員の皆様初め理事者の皆様方の温かい御指導、御支援のたまものと深く感謝をいたしております。
皆様方も御承知のように、今、教育はさまざまな改革の中で大きく揺れ動いております。どうかして教育が安定し、さらに充実を目指し、子供たちの健やかな成長を図りたいものだと強く願っております。徳島市の教育行政がさらに充実、進展をいたしますように、今後とも皆様方の格別の御指導を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
最後になりましたが、皆様方の今後ますますの御健勝と、また御活躍をお祈り申し上げますとともに、徳島市の限りない発展を念じながら、退任に際しましてのごあいさつとさせていただきます。まことにありがとうございました。(拍手)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
須見矩明君)次に、日程第4、議案第42号から議案第45号まで、諮問第1号から諮問第3号までを議題といたします。
─────────────────────────────
○議長(
須見矩明君)本案は、本日追加提出された案件でありますので、提出者の説明を求めます。
〔市長 原 秀樹君登壇〕
◎市長(原秀樹君)ただいま上程されました人事議案7件につきまして御説明をいたします。
これらの案件は、
監査委員2名の選任、
教育委員会委員2名の任命、
人権擁護委員候補者3名の推薦について、それぞれ御同意をお願いするものであります。
まず、
監査委員の選任につきましては、任期が満了いたします片山隆司氏を今後ともその豊かな経験と優れた識見を生かしていただくため、引き続き選任するとともに、平成17年4月1日に退任されます鎌田祐輔氏の後任として矢野博之氏を選任しようとするものであります。
矢野氏は徳島県警察の要職を歴任され、公正・公平に職務を執行されており、その勤勉で実直な性格と厳格な執務態度は、本市の監査業務の執行者として適任と考えております。
次に、
教育委員会委員の任命につきましては、任期が満了いたします2名のうち、原田寛子氏については、今後ともその高い識見を生かしていただくため、引き続き任命するとともに、柏木雅雄氏の後任として大栗敏治氏を任命しようとするものであります。
大栗氏は、徳島市千松小学校長を務められるなど、長きにわたり教育現場で活躍されており、その豊かな経験と高い識見を生かしていただくため任命しようとするものでございます。
最後に、
人権擁護委員候補者の推薦につきましては、上田善弓氏、岩見美智子氏及び庄野和宏氏の任期満了に伴うものでありますが、今後とも人権擁護委員としての経験をさらに生かしていただくため、引き続き推薦しようとするものであります。
なお、このたび、
監査委員を退任されます鎌田氏におかれましては、適正な監査業務の執行に、また
教育委員会委員を退任されます柏木氏におかれましては、本市教育行政の推進にそれぞれ御尽力をいただきました。ここに、在任中の御労苦と御功績に対し、心から感謝いたすものであります。
以上、よろしく御審議いただき、御同意くださいますようお願い申し上げます。
○議長(
須見矩明君)以上で提出者の説明は終わりました。
お諮りいたします。ただいま議題となっております案件については、成規の手続を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
須見矩明君)御異議なしと認めます。よって本案については、成規の手続を省略し、直ちに採決することに決定いたしました。
まず、議案第43号について採決いたします。
〔12番梯 富子君、13番加戸 悟君、16番桑原真治君、
17番
河野みどり君、18番中野一雄君、19番塀本信之君退場〕
○議長(
須見矩明君)お諮りいたします。本案については、原案に同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
須見矩明君)御異議なしと認めます。よって本案は、原案に同意することに決定いたしました。
〔12番梯 富子君、13番加戸 悟君、16番桑原真治君、
17番
河野みどり君、18番中野一雄君、19番塀本信之君入場〕
○議長(
須見矩明君)次に、議案第42号、議案第44号、議案第45号、及び諮問第1号から諮問第3号までの6件を一括して採決いたします。
本案については、いずれも原案に同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
須見矩明君)御異議なしと認めます。よって本案については、いずれも原案に同意することに決定いたしました。
ただいま
監査委員の選任及び
教育委員会委員の任命に同意されました、片山隆司君、矢野博之君、原田寛子君、大栗敏治君から、それぞれごあいさつしたいとの申し出がありますので、これを許します。片山隆司君。
〔
監査委員 片山隆司君入場・登壇〕
◎
監査委員(片山隆司君)ただいまは私の
監査委員の再任について御同意をいただきまして、まことにありがとうございます。厚く御礼を申し上げます。
これまで皆様方から温かい御指導、また御支援をいただきながら、健全な行財政の執行のために、より効率的で効果的な監査の実施に取り組んでまいりました。本日、三たび
監査委員として務めさせていただくことになりましたが、行財政改革がまさに進展しようとするこの時期に、
監査委員の職責の重要性を再認識いたしております。これまでの経験を生かしながら一生懸命進めてまいりたいと考えておりますので、議員の皆様方には、なお一層の御指導、御鞭撻をいただきますよう、よろしくお願い申し上げまして、簡単ではございますが就任のごあいさつといたします。よろしくお願いいたします。(拍手)
〔
監査委員 片山隆司君退場〕
○議長(
須見矩明君)次は、矢野博之君。
〔矢野博之君入場・登壇〕
◎(矢野博之君)矢野博之でございます。ただいまは私の
監査委員の選任に御同意をいただきまして、まことにありがとうございます。心から御礼を申し上げます。
近年、市民の方々の市政への関心は、非常に高まっております。行政における要求なども一段と厳しさを見せております。そうした中にあって、地方自治における
監査委員の役割、責任を考えますと、身の引き締まる思いがいたしますが、今後、日々研さんを重ね、誠実かつ公正にその責任を果たしていきたいと考えております。
就任するに当たり、議員の皆様方の一層の御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げまして、簡単ではございますが、御礼のごあいさつといたします。どうかよろしくお願いします。(拍手)
〔矢野博之君退場〕
○議長(
須見矩明君)次は、原田寛子君。
〔
教育委員会委員 原田寛子君入場・登壇〕
◎
教育委員会委員(原田寛子君)ただいま
教育委員会委員の任命に御同意いただきました原田寛子でございます。まことに微力ではございますが、
教育委員会委員の職務を全うできますよう努めてまいりたいと思っております。皆様方の一層の御指導と御鞭撻をよろしくお願い申し上げます。本日はどうもありがとうございました。(拍手)
〔
教育委員会委員 原田寛子君退場〕
○議長(
須見矩明君)次は、大栗敏治君。
〔大栗敏治君入場・登壇〕
◎(大栗敏治君)ただいま私の
教育委員会委員の任命に御賛同いただき、厚く御礼を申し上げます。まことに浅学非才で微力ではございますが、
教育委員会委員として、誠実・公正に職責を全うしてまいりたいと思います。議員の皆様方の一層の御指導、御鞭撻を賜りますよう、どうかよろしくお願いをいたします。ありがとうございました。(拍手)
〔大栗敏治君退場〕
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
須見矩明君)次に、日程第5、
議員提出議案第1号食料・農業・
農村基本計画の見直しに関する
意見書提出についてを議題といたします。
─────────────────────────────
○議長(
須見矩明君)お諮りいたします。本案については、成規の手続を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
須見矩明君)御異議なしと認めます。よって本案は、成規の手続を省略し、直ちに採決することに決定いたしました。
これより採決いたします。本案については、原案のとおり可とすることに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
須見矩明君)御異議なしと認めます。よって本案については、原案を可決することに決定いたしました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
須見矩明君)次に、日程第6、閉会中の
継続審査及び調査についてを議題といたします。
─────────────────────────────
○議長(
須見矩明君)各常任委員長からお手元に配布のとおり、閉会中の
継続審査及び調査の申し出があります。
お諮りいたします。各常任委員長から申し出のとおり、それぞれ閉会中の
継続審査及び調査とすることに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
須見矩明君)御異議なしと認めます。よって各常任委員長から申し出のとおり、それぞれ閉会中の
継続審査及び調査とすることに決定いたしました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
須見矩明君)以上で今期定例会に付議された案件は、
継続審査に付されたものを除き、いずれも議了いたしました。
本定例会はこれをもって閉会いたしたいと思いますが、閉会前に市長から閉会のあいさつがあります。
〔市長 原 秀樹君登壇〕
◎市長(原秀樹君)閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
今定例会には、平成17年度
一般会計予算議案など48件の議案を御提出申し上げ、議員各位の熱心な御審議を賜った次第でございますが、ただいまは
継続審査をいただいておりました、平成15年度
一般会計及び各特別会計の決算認定議案10件を合わせ、全議案につきまして御可決・御同意をいただき厚く御礼を申し上げます。
議案審議の過程におきまして、御指摘のありました点につきましては、十分に検討を加え、今後の市政運営に反映させてまいりたいと考えております。
議員各位の一層の御支援、御協力をよろしくお願い申し上げまして、閉会のごあいさつとさせていただきます。
○議長(
須見矩明君)これにて平成17年第1回徳島市議会定例会を閉会いたします。
午後0時1分 閉会
─────────────────────────────
地方自治法第123条第2項の規定による署名者
徳島市議会議長
徳島市議会副議長
会議録署名議員
同...